「ミニトランサット」は2年に一度開催される大西洋横断レースで、ヨットはすべてシングルハンドのミニトランサット650。2013年のレースは2つのレグに分かれ、トータル4,021nm。第1レグはフランスからカリーナ諸島まで1,257nm、第2レグはカナリー諸島からグアドループまで2,764 nmです。
このレースはミニトランサットレースと言われるもので、ヨットはすべてシングルハンドのミニトランサット650。2013年のレースは2つのレグに分かれ、トータル4,021nm。第1レグはフランスからカリーナ諸島まで1,257nm、第2レグはカナリー諸島からドゥアルヌネまで2,764 nmです。
通常、6.5mのヨットで大西洋を4,021nmも航海するなんて考えられないでしょう。でも、このミニトランサット650はレース中の厳しいコンディションにも耐えられるように設計されていて、非常に高い速度が出るヨットです。実際に、ミニトランサット2013の優勝者 Benoît Marie (FRA)は、平均時速8.25ノットのスピードでゴールしました。これは大きなヨットであっても自慢できるほどのスピードです。
海でレースをすると、ミニトランサット内はセーリング装備でほぼいっぱいになり、ゆったりくつろぐのは難しいでしょう。でも、長期間のレースでなく装備が少なければ、ミニトランサット650でも十分なスペースを確保でき、ちょくちょく寄港すれば数日間は心地よいセーリングを楽しめます。
ミニトランサット650は、私にとって完璧なレーシングヨットです。日帰りでゆったりセーリングを楽しむにも、条件の厳しい海で長期間レースをするにも最高。セーラーの安全を守り、目的地まで快適に運んでくれます。